日本のディスプレイ技術・デバイス市場が、今後大きく成長する見込みです!
Research Nester Inc.が行った市場調査によると、この市場は2025年の16.5億米ドルから、2035年末にはなんと36.4億米ドル規模にまで拡大すると予測されています。2026年から2035年までの年平均成長率(CAGR)は8.6%と、なかなかのペースで伸びていくことでしょう。

成長の背景にあるもの
この市場の成長を後押ししているのは、自動車、家電、産業機器、スマートデバイスといった幅広い分野で、より進んだディスプレイソリューションが求められているからです。OLED(有機EL)やフレキシブルディスプレイ、MicroLED、高解像度ディスプレイなどの新しい技術がどんどん採用されていることに加え、消費者がより大きく、明るく、省エネで、そしてインタラクティブな画面を求めていることも大きな要因となっています。
例えば、パナソニック オートモーティブシステムズは、マツダの「CX-90」に12.3インチのフルディスプレイ・メーターが採用されたことを2023年10月に発表しています。これは、車内で大型かつ高解像度のディスプレイが当たり前になってきている良い例ですね。
市場を牽引するフレキシブルディスプレイ
市場を細かく見ていくと、特に注目すべきは「フレキシブルディスプレイ」の分野です。Research Nesterの分析では、2035年にはフレキシブルディスプレイが市場全体の70.2%という圧倒的なシェアを占めると見込まれています。
この優位性は、折りたたみ式スマートフォンやタブレット、スマートウェアラブルといったプレミアムな家電製品が普及していることに支えられています。日本の消費者は、持ち運びやすさと高解像度を両立した、これまでにない形状の製品に強い関心があるようです。
2024年7月には、サムスンが日本市場でSIMフリー版の「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発売しました。「Fold6」は軽量・薄型デザインと大画面を、「Flip6」はカメラ機能の強化やAIを活用したズーム機能を特徴としており、このセグメントがさらに広がっていくことを示しています。
東京が市場のハブに
地域別に見ると、東京が収益面で大きなシェアを占めると予測されています。これは、モビリティ分野やプレミアムな車内体験において、高付加価値ディスプレイへの需要が集中しているためです。
日本のモビリティ戦略が「ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)」やデジタル技術を駆使した車両へとシフトする中で、東京は大型で没入感のある次世代車載ディスプレイの商業化をリードする役割を担っています。パナソニック オートモーティブシステムズが2024年5月に公開した、55インチの大型透明有機ELディスプレイを搭載した次世代車内空間のコンセプトは、その一例と言えるでしょう。
さらに、東京圏におけるプレミアムな消費活動や商業利用の集中も、ディスプレイ需要を従来のスクリーンから、OLEDや透明性、大画面、インタラクティブ機能などを備えた高付加価値製品へとシフトさせています。例えば、2023年10月に「東京駅一番街」がデジタルサイネージを刷新し、247インチ相当のLEDスクリーンを導入したことは、市場の成長を後押しする動きの一つです。
主要なプレイヤーたち
日本の主要ディスプレイ技術・デバイス市場で活躍する主な企業としては、以下の名前が挙げられています。
-
Sony Group Corporation
-
Panasonic Holdings Corporation
-
Japan Display Inc.
-
NEC Corporation
Research Nester Japanは、市場動向や成長指標、消費者行動などを詳細に分析し、企業の目標達成をサポートする包括的なマーケティングレポートを提供しています。今回の調査に関する詳細やサンプルレポートは、以下のリンクから確認できます。
-
市場調査レポートの詳細はこちら:https://www.researchnester.jp/industry-reports/japan-key-display-technologies-and-devices-market/1081
-
無料サンプルレポートはこちら:https://www.researchnester.jp/sample-request-industry-1081
-
Research Nester Japanのウェブサイト:https://researchnester.jp/
-
お問い合わせフォーム:https://researchnester.jp/contact


コメント