クアルコム、アジア太平洋地域のイノベーターとエッジAIの未来を創造!QAIPI 2025 APAC Demo Dayが大盛況

プレスリリース

エッジAIが未来を拓く!QAIPI 2025 APAC Demo Dayが大盛況

2025年12月8日、クアルコム・テクノロジーズがソウルで「Qualcomm AI Program for Innovators (QAIPI) 2025 – APAC Demo Day」を開催しました!アジア太平洋地域のスタートアップ企業15社が、Snapdragon® XプロセッサーやSnapdragon® 8シリーズモバイルプラットフォーム、Qualcomm Dragonwing™製品を搭載した、とっておきのオンデバイスAIソリューションを披露してくれました。

これらのソリューションは、リアルタイムで電力効率の良いAI推論がクアルコムのプラットフォーム上で直接実行されるのがポイント。ロボット工学、ヘルスケア、スマートシティなど、私たちの生活に新しい変革をもたらす可能性を秘めたエッジAIイノベーションがたくさん発表されましたよ。

Qualcomm AI Program for Innovators 2025 - APAC Demo Dayの集合写真

イノベーターを全力でサポートするプログラム

QAIPIプログラムは、参加するスタートアップ企業を強力にバックアップしています。6ヶ月間のメンターシップ期間中には、クアルコムのエンジニアによる技術サポートはもちろん、ハードウェア開発キットへのアクセス、ビジネスワークショップへの参加など、導入準備をしっかり支援してくれるんです。さらに、知的財産(IP)に関するトレーニングや、最大5,000米ドルの特許出願インセンティブまで用意されており、長期的な競争力強化とエコシステムの成長に貢献しています。

Qualcomm AI Program for Innovators 2025 APAC Demo Dayの参加者と関係者の集合写真

未来を切り拓く15のスタートアップに注目!

デモデイでプレゼンテーションを行った最終選考の15チームは、日本からAMATAMA、Cear、Guide Robotics、ModAstera、Noahlogy。シンガポールからはAI Seer、Biorithm、LINGOAI、MetaOptics、Vilota。そして韓国からはBanyaAI、MaumAI、MOTOV、SAKAK、SqueezeBits(アルファベット順)という顔ぶれでした。

これらのスタートアップ企業が披露したエッジAIの応用範囲は、産業オペレーションにおけるロボット工学やコンピュータービジョンから、ヘルスケアにおける分析プラットフォーム、スマートシティソリューションまで本当に幅広いんです。デバイス内AIのイノベーションは、パーソナライズされ、プライバシーをしっかり保護する体験を提供し、クアルコムの強力なプラットフォームと統合されたエッジAIが、現実世界にどう影響を与えているかを示していました。

QAIPI APAC 2025 Demo Dayで、男性が「GUIDE ROBOTICS」についてプレゼンテーションを行っています。

クアルコムが描くAIエコシステムの未来

クアルコム APAC プレシデントのO.H. Kwon氏は、「AIは世界中の産業を変革し続けており、アジア太平洋地域のイノベーターたちがこの進化をリードできるよう支援できることを大変嬉しく思います」と語っています。また、クアルコム・インコーポレーテッドのエンジニアリング副社長であるSudeepto Roy氏は、「日本、シンガポール、韓国の発明家たちの深い専門知識を基盤に、高性能でエネルギー効率の高いエッジコンピューティングを構築しています」と述べ、イノベーターがスケーラブルなソリューションを生み出せるよう支援していく姿勢を示しています。

Arduinoとの連携で開発者支援をさらに強化!

クアルコムはエッジAIのグローバル展開を積極的に推進しており、AI、高性能・低消費電力コンピューティング、そしてコネクティビティを組み合わせたテクノロジープラットフォームでエンドデバイスの性能向上に貢献しています。さらに、オープンソースのハードウェアおよびソフトウェアをリードするArduinoを買収することで、開発者リソースとイノベーションエコシステムを拡大しました。Arduino初のデュアルブレインボードである新型Arduino UNO Qは、Qualcomm Dragonwingプロセッサのパワーを多くの開発者に届けることになります。

Qualcomm AI Program for Innovators展示会で、AMATAMA社の人型ロボットプラットフォーム、AIオーディオ、ロボティクス、医療AIプラットフォームなどを紹介するブース

QAIPI 2026にも期待!

2026年には「Qualcomm AI Program for Innovators (QAIPI) 2026 – APAC」の開催が予定されており、引き続き地域全体のスタートアップを支援していくそうですよ。Arduinoのようなラピッドプロトタイピングプラットフォームや、デバイスレベルのAIおよび機械学習統合の拡張サポートを通じて、イノベーションがさらに加速することでしょう。QAIPI 2026の詳細は近日中に発表されるとのことなので、楽しみに待ちましょう!

詳細については、プログラムのウェブサイトをチェックしてみてくださいね。

Qualcomm主催の「AI Program for Innovators 2025 - APAC Demo Day」におけるパネルディスカッションの様子

クアルコムってどんな会社?

クアルコムは、インテリジェントコンピューティングをあらゆる場所へ届けることに挑戦し、世界の重要な課題解決に貢献している企業です。40年以上にわたる技術革新の実績を基盤に、最先端のAI、高性能かつ低消費電力のコンピューティング技術、そして卓越した接続性を活かした幅広いソリューションを提供しています。エコシステムパートナーとともに、次世代のデジタルトランスフォーメーションを推進し、人々の生活向上、ビジネスの発展、そして社会の前進に貢献しています。

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