ひとり暮らしの親世代で「スマホリタイア」が深刻化!加齢と共にスマホ操作が難しくなる実態が明らかに

プレスリリース

「スマホリタイア」という言葉をご存知でしょうか?これは、スマホの解約だけでなく、加齢とともにスマホ操作が難しくなったり、機能の一部や自力での利用を諦めざるを得なくなったりする状態を指すんです。

株式会社チカクが行った調査で、ひとり暮らしの親を持つ50〜60代の男女198名を対象に「親のスマホリタイア」に関する実態を調べたところ、なんと6人に1人の親が【スマホリタイア】に直面していることが明らかになりました。家事や車の運転と同じように、年を重ねるごとにスマホ操作も難しくなっていく現実があるんですね。

ひとり暮らしの親の6人に1人が直面する「スマホリタイア」

調査の背景

この調査は、「デジタルに慣れた世代なら、80〜90代になってもスマホを使い続けられるのでは?」という記者の問題提起がきっかけで始まりました。チカクでは、高齢者やそのご家族をサポートする中で、スマホ操作が難しくなる原因がリテラシー不足だけでなく、加齢に伴う認知機能や身体機能の低下にあると実感していたため、この実態を明らかにするために調査を実施したそうです。

調査結果のポイント

今回の調査で、いくつかの重要なポイントが見えてきました。

  • ひとり暮らしの親の約17%(6人に1人)がスマホリタイア層に該当しています。車の運転や家事と同じように、スマホ操作も年々難しくなる傾向があるみたいですね。

  • スマホリタイア層の半数以上(52.9%)が、「80代」でスマホ操作に困難を感じ始めていると回答しました。

  • スマホ操作が難しくなる最大の理由は、システムや用語の理解度といったリテラシーよりも、認知機能の低下(61.8%)や身体機能の衰え(目・耳:44.1%、手元操作:35.3%)だったんです。

  • 親がスマホリタイア(実質的なリタイアも含む)した後も、「これまで通り連絡を取り合えている」のはわずか35.3%にとどまっています。特に90代以上では、85.7%が固定電話に頼っていることがわかりました。

  • 親のスマホリタイアによって、子世代は「スマホ操作の繰り返し説明(67.6%)」「連絡が取れない時の不安(47.1%)」「何度も誤操作で電話がかかってくる(47.1%)」「急な安否確認のための訪問(35.3%)」といった負担を抱えていることが判明しました。

調査結果の詳細

Q1:親の日常生活の活動変化

ひとり暮らしの親の17.2%がスマホリタイア層に当てはまることがわかりました。年齢が上がるにつれて、車の運転や家事といった日常生活の活動と同様に、スマホ操作も難しくなっていく様子がうかがえます。これはリテラシーの問題だけでなく、加齢による自然な身体の衰えが背景にあると言えそうです。

親の日常生活の活動変化

Q2:親がもっともスムーズにスマホを使えていた時期の利用機能

スマホを最もスムーズに使えていた時期でも、「電話機能」(91.7%)が圧倒的に多く、「メール機能」(59.9%)、「LINEアプリ(メッセージのやり取り)」(51.0%)と続きますが、これらは6割未満でした。

親がもっともスムーズにスマホを使えていた時期の利用機能

Q3:親のスマホ操作が難しくなった(諦めた)年齢

スマホ操作に難しさを感じ始めた時期は、「80代(80〜89歳)」が最多で52.9%でした。この年代が、心身の変化を実感し、デジタルツールとの付き合い方を見直す転換期になっているのかもしれませんね。

親のスマホ操作が難しくなった(諦めた)年齢

Q4:親のスマホ操作が難しくなった(諦めた)原因

最大の原因は、システムや用語の理解度(リテラシー)よりも、「物忘れが増えた(認知機能の低下)」(61.8%)や「目や耳の衰え」(44.1%)、「手元の操作が難しくなった」(35.3%)といった、自然な身体の変化でした。

親のスマホ操作が難しくなった(諦めた)原因

Q5:親が現在利用している連絡ツール

スマホ操作が難しくなった後も、「親本人のスマホ(使いづらいまま継続)」(61.8%)が最も多く、「実家の固定電話」(41.2%)が続きます。これは、スマホをだましだまし使いながら、機能制限や家族のサポートが必要な状態(実質的なリタイア)にあることを示唆しています。

親が現在利用している連絡ツール

特に90歳以上では、85.7%が固定電話を頼りにしており、高齢になるほど固定電話への依存度が高まる傾向が見られます。

90歳以上での連絡ツール

Q6:親との連絡のとり方の変化

スマホリタイア後の連絡方法は、「定期的に直接実家へ訪問して確認・会話するようになった」(38.2%)、「これまで通り連絡を取り合えている」(35.3%)、「子(あなた)から一方的に連絡することが増えた」(26.5%)と続きます。

親との連絡のとり方の変化

90歳以上では、「定期的な直接訪問」(57.1%)、「子から一方的に連絡する」(57.1%)が半数を超え、双方向のやり取りが難しくなっているのがわかりますね。

90歳以上での連絡のとり方の変化

Q7:子世代の日常生活における負担

親のスマホリタイアは、子世代にも時間的・心理的な負担を強いているようです。「何度もスマホの操作や使い方を説明する」(67.6%)、「連絡が取れず、数時間以上、不安・心配な気持ちになる」(47.1%)、「何度も誤操作で電話がかかってくる」(47.1%)、「連絡が取れず、安否確認のため、急遽予定を調整して実家へ様子を見に行く」(35.3%)といった経験や負担が挙げられています。

子世代の日常生活における負担

Q8:自身が80〜90代になった時のスマホ利用への自信

「自分が80〜90代になった時も、スマホを現在のように使える自信はあるか?」という質問に対しては、「自信はある」(50.5%)と「自信はない」(49.5%)がほぼ半々という結果になりました。

自身が80〜90代になった時のスマホ利用への自信

まとめ

今回の調査から、認知機能や身体機能といった加齢に伴う自然な変化は誰もが直面する壁であり、これまでデジタルに慣れ親しんでいた方でも、結果としてスマホ操作が難しくなっていくことが明らかになりました。

2040年にはひとり暮らしの高齢者が1,000万世帯を超えると推計されています。このような状況で、高齢者の認知機能や身体機能の変化に応じた連絡手段のアップデートや、子世代の負担を減らすサポート体制の整備が、今後ますます重要になるでしょう。今回の調査が、こうした課題の認識や理解の一助になれば嬉しいですね。

親のスマホリタイアに寄り添う見守りサービス「ちかく」について

チカクが提供する「ちかく」は、スマホ操作が難しくなった高齢者でも、簡単に家族とつながれる見守り機能付きテレビ電話サービスです。Wi-Fi不要で設置でき、親側の操作なしで着信時に自動でテレビの大画面に切り替わり、家族とコミュニケーションが取れます。また、起床確認通知や在室検知などの見守り機能も充実しています。

一部の自治体では、導入費用の助成も行われているそうですよ。

株式会社チカク

株式会社チカクは、「高齢者も使える」ではなく、「高齢者が使える」プロダクトを追求しているエイジテックスタートアップです。

  • 会社ウェブサイト: https://www.chikaku.co.jp/

  • 提供サービス:

    • スマホで撮った動画や写真を実家のテレビに送って視聴できる「まごチャンネル」: https://www.mago-ch.com/

    • NTTドコモとの協業で、スマホと実家のテレビ間でビデオ通話ができ、親の在室状況などの見守り機能も搭載した「ちかく」: https://chikaku.docomo.ne.jp/

・代表取締役:梶原健司
・所在地:東京都渋谷区東2-14-7
・設立:2014年3月12日

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