モバイルバッテリーの研究開発・製造・販売を専門とするMoveSpeedから、次世代の半固体(準固体)モバイルバッテリーシリーズが発表されました!この新しいバッテリーは、MoveSpeed独自の厳しい安全基準をクリアしており、安心感たっぷりです。

MoveSpeedってどんな会社?
MoveSpeedは、中国の上場企業であるAOHAIグループの完全子会社で、モバイルバッテリーの専門家集団です。Huawei、Xiaomi、Anker、Belkinといった有名ブランドとも長年にわたるパートナーシップを築いているんですよ。
次世代モバイルバッテリーの魅力
今回発表されたのは、「セミ固体電池」を搭載したモバイルバッテリーシリーズ「P07」と「P08」です。主なラインナップはこちら!
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MOVESPEED Semi Solid 5000mAh
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型番:MSP07-DG(グレー)
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型番:MSP07-SIL(シルバー)
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MOVESPEED Semi Solid 10000mAh
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型番:MSP08-DG(グレー)
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型番:MSP08-SIL(シルバー)
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全てのモデルがQiワイヤレス充電に対応しており、2026年2月に全国の主要量販店やホームセンターで発売される予定です。価格はオープン価格となっています。
厳しい温度差にも対応できるタフさも魅力の一つです。

「セミ固体電池」って本当に安全?MoveSpeedのこだわり
「セミ固体電池」と聞くと、なんだか最先端で安全そうに聞こえますよね。でも、MoveSpeedは「セミ固体=安全」という単純な考え方には注意が必要だと指摘しています。なぜなら、2025年11月現在、この分野にはまだ業界共通の明確な定義や公的な基準がないからなんです。
従来のバッテリーに比べて熱暴走や液漏れのリスクは低いとされていますが、メーカーによって品質にばらつきがある可能性も。そこでMoveSpeedは、ユーザーが安心して製品を選べるよう、透明性を非常に重視しています。
具体的な電池セルの仕様、試験条件、そして実測データを段階的に公開していく方針だそうです。今回発売されるP07とP08のセミ固体セルは、スマートフォン電池技術で実績のあるメーカーによるカスタム生産品で、MoveSpeed独自の「セミ固体」安全基準にしっかりと準拠しています。
MoveSpeedが構築した安全基準体系「MoveSpeed Pro」は、単なる電池の種類だけでなく、膨張許容性、セル区画の隔離構造、耐穿刺性、難燃性、放熱性能など、さまざまな角度から安全性を評価しています。

さらに、製品全体の安全性を「構造」と「制御」の両面から総合的に評価し、ファームウェアのアップデートで高温時の出力制限といった賢い保護機能も強化しているとのこと。これらの厳しい基準をクリアした製品だけが市場に送り出される方針です。
万が一に備えて、本シリーズには総額3億円の生産物賠償責任保険も付保されているので、ユーザーはより安心して利用できそうですね。
MoveSpeedからのメッセージ
MoveSpeedは、「電池の内部構造は目に見えないからこそ、私たちが採用する技術的アプローチ、検証方法、安全性の境界を積極的に開示し、ユーザーが正しい判断を下せるよう支援すべきです」と語っています。安全性の本質は、名称ではなく、信頼できる構造設計・制御機構・試験検証にあるという強い信念が感じられます。
この新しいシリーズは、近日中にMakuakeでの応援販売も計画されているそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
会社概要
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商号:株式会社エンマスタ
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代表者:斎藤 隆祐
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所在地:〒135-0064 東京都江東区青海2丁目7番4号 theSOHO 1221
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設立:令和5年3月13日
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事業内容:生活家電・コンピュータ・通信機器及び同部品の開発、製造、販売、輸入代理業
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資本金:1,000万円
株式会社エンマスタは、AOHAIの日本市場総代理を務めています。


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