家電業界の過去・現在・未来をまるっと解説!
株式会社クロスメディア・パブリッシングから、新刊『家電ビジネス』が2026年5月29日に登場しました。
この本は、私たちの生活を豊かにしてきた家電製品や、その開発を担ってきた家電メーカーが、どのように生まれ、どのような進化を遂げてきたのかを深く掘り下げています。単なる製品の変遷にとどまらず、技術革新、激しいグローバル競争や事業再編、新興メーカーの台頭といったビジネス動向、さらにはサブスクリプションや指定価格制度などの最新の販売・マーケティング戦略まで、多角的に解説してくれます。AIやロボティクス、スマートホームといった最先端テクノロジーについても触れており、家電業界の全体像と可能性を理解するのにぴったりな一冊です。
激動の業界地図と「第三極」の躍進
かつて「三種の神器」で日本の高度経済成長を支え、世界をリードした日本の大手家電メーカーは、デジタル化やグローバル化の波、そして中韓をはじめとする海外企業の進出により、大きな変化を余儀なくされました。パナソニックがBtoBへシフトし、ソニーがコンテンツ・エンタメ企業へと変貌を遂げ、一部の家電事業が海外企業の傘下に入るなど、業界の様子は激変しています。
一方で、ファブレス化による「ジェネリック家電」メーカーの誕生や、ドン・キホーテ、ニトリといった小売流通企業の参入も相次いでいます。さらに、機能だけでなくデザイン性や「体験」を重視するバルミューダなどの「第三極」メーカーが躍進しているのも見逃せません。機能の飽和とコモディティ化が進む中、昭和の「高機能化・多機能化」のモノづくりから、消費者のライフスタイルや感性に訴えかける「コトづくり」へのシフトが、生き残りの鍵となっている現状を解説しています。
AIとロボティクスが描く「スマート家電」の未来
現代の家電は、単なる電気製品から「知能を持ったロボット」へと進化しつつあります。ロボット掃除機はAIによる画像認識で障害物を回避し、エアコンはセンサーで室内の状況を判断して最適な空間を作り出します。シャープの「ホットクック」などに代表される自動調理鍋は、料理というアナログな家事の「タイムシフト」を可能にしました。
本書では、家電がネットワークに接続されることで生まれるスマートホームの現在地と未来についても解説しています。アマゾンやグーグルが主導する音声アシスタントの進化、共通規格「Matter」によるデバイス連携の容易化、そして家庭内エネルギーを管理する「スマートハウス」との融合。人間と家電がどのように協働し、私たちの生活をさらに豊かにしていくのかを展望しています。
こんな人に読んでほしい!
-
家電メーカーや小売業界で働くビジネスパーソン
-
製造業における最新のマーケティングや販売戦略を知りたい人
-
家電の歴史や最新テクノロジー(AI、スマートホーム等)の動向に興味がある人
-
新規事業開発や商品企画に携わっている人
書籍情報
-
タイトル: 『家電ビジネス』
-
著者: 安蔵靖志
-
定価: 1,848円(本体1,680円+税)
-
体裁: 四六判 / 256ページ
-
ISBN: 978-4-295-41213-7
-
発行: 株式会社クロスメディア・パブリッシング
-
発売日: 2026年5月29日
関連URL:
著者紹介
安蔵靖志さんはIT・家電ジャーナリストで、一般財団法人家電製品協会認定の家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスターの資格を持つ専門家です。AllAboutのデジタル・家電ガイドも務めています。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、多数のメディアで活躍されています。


コメント